こんにちは、さくらです。400万円の借金を返済しながら、家族3人で暮らしています。
今日は、少し重たいけれど、大切なお話を。
先日、夫が体調不良で病院に行ったところ、急きょ手術と、1週間の入院が必要になりました。予想もしていなかった出来事です。頭が真っ白になると同時に、正直、こう思ってしまいました。「……お金、どうしよう」と。
借金返済中の我が家にとって、突然の入院・手術は、とても大きな負担です。今日は、そんな中で私が少しでも出費を抑えるためにやったことを、実体験として綴ります。同じように、家族の急な入院で不安になっている方の、ヒントになればうれしいです。
まず、入院前に「概算」を出してもらった
手術と入院が決まって、まず私がしたのは、入院前に費用の概算を出してもらうことでした。
「だいたい、どれくらいかかりますか?」——こう聞くだけで、心の準備が全然違います。見えない不安がいちばん怖いので、金額の目安がわかるだけで、少し冷静になれました。病院の窓口や、医療ソーシャルワーカーさんは、こうした相談にちゃんと乗ってくれます。遠慮せずに聞いて、本当によかったです。
いちばん心強かった「高額療養費制度」
そして、いちばん助けられたのが、高額療養費制度でした。
これは、1か月(暦の上での1日〜末日)にかかった医療費の自己負担が一定の上限を超えると、超えた分が戻ってくる(または最初から上限までの支払いで済む)という、公的な制度です。
つまり、手術で医療費がどれだけ高額になっても、1か月の自己負担には上限があるということ。「100万円かかったらどうしよう」と怯えていた私にとって、これは本当に心強い仕組みでした。事前に手続きをしておくと、窓口での支払いが上限までで済むので、まとまったお金を立て替えずにすみます。
具体的には、加入している健康保険(協会けんぽ・健保組合・国民健康保険など)に申請して「限度額適用認定証」を発行してもらうか、マイナ保険証を使えば、入院時の窓口支払いを、最初から上限額までに抑えられます。あとから払い戻しを待つより、立て替えの負担がないぶん、家計にはずっとやさしい方法です。入院が決まったら、できるだけ早めに手続きしておくのがおすすめですよ。
我が家がやった、費用を抑える3つの工夫
制度に助けられつつ、私はさらに、できる範囲で出費を抑える工夫をしました。
1.「できるだけ1か月内に収める」ようお願いした
高額療養費の上限は、1か月(暦月)ごとに計算されます。ということは、検査や入院が月をまたぐと、2か月分の上限がかかってしまうのです。
そこで私は、病院に「できる限り、検査や入院を1か月のうちに収めていただけませんか」とお願いし、スケジュールを調整してもらいました。もちろん、病状によっては調整できないこともあります。そこは先生とよく相談したうえで、ですが。この“月またぎを避ける”という意識があるだけで、負担は変わってきます。
2. 入院準備は「必要最低限」に
入院となると、あれこれ買いそろえたくなりますが、ここもぐっと我慢。病院で用意してくれるもの/自宅から持っていけるものを、ひとつずつ確認しました。
病院のレンタルセット(パジャマやタオル類)は便利ですが、意外と費用がかさみます。自宅にあるもので代用できるものは持参して、本当に必要なものだけをレンタル・購入。これだけでも、地味に出費を抑えられました。
3. 面会は「仕事帰り」に。近さも味方にした
手術の日以外は、仕事が終わってから面会に行くようにしました。仕事を休むと収入にひびくので、そこは両立です。
幸い、病院は車で15分ほどの距離。通った日数はそれなりでしたが、駐車場代はトータルで1,000円ほどに収まりました。近い病院だと、交通費や駐車場代の負担も小さくてすみます。これは、地味だけれど大きなポイントでした。
それでも、頭をよぎった「収入」の不安
費用を抑える工夫と同時に、ずっと頭をよぎっていたのが「収入」のことでした。付き添いや手続きで、どうしても時間を取られる日もあります。働く時間が減れば、その分、収入にも響く。返済中の身としては、ここも本当に切実な問題でした。
だからこそ、手術の日以外は仕事を止めず、面会は仕事帰りに。無理のない範囲で、日常と看病を両立させることを意識しました。ここでも、家で働ける在宅ワークという働き方に、ずいぶん助けられました。急な予定にも、融通をきかせやすかったからです。働き方の選択が、こういう“もしも”の時に効いてくるんだなと、改めて感じました。
結果、だいぶ出費を抑えられた
こうして、制度をきちんと使い、できる工夫を重ねた結果——急な手術と1週間の入院でも、出費をかなり抑えることができました。
もちろん、ゼロにはなりません。痛い出費であることに変わりはありません。でも、「知らずに払う」のと「知って備える」のとでは、金額も、心の余裕も、まるで違います。今回、それを身をもって実感しました。
それと、もうひとつ。我が家は以前、手厚い保険は思いきって見直して、家計をぐっと身軽にしました。それでも、最低限の保障だけは残していたんです。今回、その最低限の保険が、ほんの少しですが足しになりました。「保険は入りすぎもよくないけれど、ゼロにするのも不安」。そのちょうどいいバランスの大切さを、身をもって感じた出来事でもありました。
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家族の急な入院は、お金の面でも、気持ちの面でも、本当に大きな出来事です。ましてや、返済中や、家計がギリギリのご家庭なら、なおさら不安ですよね。私も、そうでした。
でも、伝えたいのは——制度を知って、事前にひと手間かければ、負担はぐっと軽くできるということ。高額療養費制度を使う。概算を聞く。月またぎを避ける。準備は最低限に。できることは、意外とたくさんあります。
不安なときこそ、一人で抱え込まず、病院の窓口やソーシャルワーカーさんに相談してみてください。「お金が心配で」と正直に伝えれば、ちゃんと力になってくれます。
夫は今、無事に回復へ向かっています。大変な一週間でしたが、家族で乗り越えられました。同じように頑張っているあなたにも、どうか、無理のない乗り越え方が見つかりますように。今日も読んでくださって、ありがとうございました。
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