「安いといえば100均」と思っている人は多いと思う。確かに100円で買えるものはたくさんあるし、品揃えも豊富だ。でも何でもかんでも100均が安いわけじゃない。ドラッグストアで買った方が安いもの、100均で買うべきもの、それぞれ使い分けることで節約の効果が大きくなる。
借金返済中で1円でも節約したいわたしが、実際にダイソーとセリア、ドラッグストア(ジャパン・ウェルシア)を使い分けてわかったことをまとめてみた。失敗談も含めて正直に書く。
100均の使い方——「ついでに寄る」がポイント
わが家の100均の使い方は、「外出のついでに寄る」だ。ダイソーかセリアが近くにある場所に行ったとき、必要なものがあれば立ち寄る。わざわざ100均のために出かけることはしない。
これには理由がある。目的なく100均に入ると、「これ便利そう」「これ使えるかも」と思ったものをついカゴに入れてしまうからだ。100円だから気軽に手が伸びる。でも帰ってみると「あれ、これどこで使うんだっけ」となって、結局引き出しの奥にしまわれる。気づいたらじゃまになって捨てることになる。1個100円でも、5個買えば500円。月に何回も繰り返せば、あっという間に出費が積み重なる。
だから今は、「これが欲しい」と決まったものがあるときだけ100均に行くようにしている。目的を持って入店して、目的のものだけを買って出る。そうするだけで余計な衝動買いがぐっと減った。
100均で買うべきもの
キッチン用品(使い捨て・消耗品)
水切りネット、スポンジ、ラップ、保存袋など毎回消えていく消耗品は100均で十分だ。使い勝手はほとんど変わらないのに、値段はドラッグストアより安いことが多い。
食器(サブ用)
来客用の小皿や子どものお気に入りの形の食器など「あれば使う」レベルのものは100均で十分だ。セリアはデザインがかわいいものも多く、100円には見えないクオリティのものもある。
折り紙・文房具
子どもの学校で使う折り紙や文房具も100均が断然安い。ノートや鉛筆、消しゴム。学校用品は消耗が早いのでコスパ重視で選んでいる。文具はドラッグストアやスーパーで買うより明らかに100均の方がお得だ。
収納グッズ・整理用品
引き出しの仕切りや小物入れ、ジッパー袋なども100均で十分だ。ダイソーの収納グッズはサイズが豊富で、家の中の小物整理に活躍している。ホームセンターで同じものを買うより大幅に安い。
ドラッグストアの方が安いもの
お菓子・飲み物
100均のお菓子は1袋100円でも内容量が少ないことが多い。ドラッグストアやスーパーで同じお菓子を買うと、同じ値段でもっと多く入っていることがある。飲み物も100均より、ドラッグストアのプライベートブランドや特売品の方がグラム単価が安いことが多い。「100円だから安い」と思い込まず、内容量をしっかり確認することが大事だ。
日用品(洗剤・シャンプーなど)
洗剤やシャンプーは、ドラッグストアのプライベートブランド商品の方が容量が多くてコスパが良いことが多い。100均の洗剤は小さいサイズのことが多く使い切りが早い。まとめ買いできるドラッグストアのPB商品の方が、長い目で見ると安くつく。
品質重視のキッチン用品
消耗品は100均でいいが、ある程度長く使いたいものはドラッグストアや量販店で買う方がいい。100均のキッチン用品はすぐ壊れたり使いにくかったりすることがある。何度も買い直すくらいなら、最初から少し高くても長持ちするものを選んだ方が結果的に節約になる。
ジャパン・ウェルシアで特に安いと感じるもの
わが家が主に使っているドラッグストアはジャパンとウェルシアだ。どちらも自社のプライベートブランド商品が充実していて、日用品や食品を安く手に入れられる。
特に安いと感じるのは、ティッシュペーパーやトイレットペーパーなどの紙類、ボディソープやシャンプー、歯磨き粉、消毒用アルコールなどだ。特売日やポイント還元日に合わせて購入すると、さらにお得になる。ウェルシアでは毎月20日にTポイントが1.5倍になる「ウエル活」があって、上手に使えばかなり節約になる。
市販の薬やサプリメントも、ドラッグストアで買った方がコンビニや100均より安い。常備薬は定期的に補充が必要なので、ドラッグストアでまとめて買うのが正解だ。
100均で衝動買いしてしまう罠と対策
店内をぶらぶら歩いていると、「あ、これ便利そう」「こんなの使えるかも」という商品がどこかしこに並んでいる。100円という価格が心理的なハードルを下げるから、深く考えずにカゴに入れてしまいやすい。
でも帰ってから「これ、本当に必要だったっけ」と思うことが少なくない。引き出しの奥にしまったまま使わないもの、置き場所に困ってじゃまになるもの。結局捨てることになれば、100円でも無駄だ。捨てるコストまで考えると、買わなかった方が節約だったということになる。
この失敗から学んで、今は100均に入るときは事前に「何を買うか」を決めてから入るようにしている。リストにないものは買わない。「便利そう」「使えるかも」という言葉が頭に浮かんだときは一度立ち止まって、「今、本当に必要か?」「家に同じようなものはないか?」を自分に問いかける。その一秒の問いかけで、かなりの衝動買いを防げるようになった。
使い分けを始めてから、日用品費はどう変わったか
100均とドラッグストアを意識的に使い分けるようになってから、日用品にかかるお金が変わった気がする。以前は100均に行くたびに1,000〜2,000円使っていたのが、目的のものだけ買うようにしてからは1回の購入額が減った。一方でドラッグストアでまとめ買いするようにしてから、切れかけてから慌てて高いコンビニで買う、という失敗も減った。
「安いから」という理由でなんとなく買うのをやめて、「必要だから」「この値段が一番安いから」という理由で買うようにしたことが大きい。どちらのお店も使い方次第で強みが変わる。自分のライフスタイルに合った使い方を見つけることが、日用品費の節約への近道だと思っている。
使い分けのまとめ
100均が向いているもの:使い捨て消耗品・文房具・折り紙・サブ食器・収納グッズ
ドラッグストアが向いているもの:飲み物・お菓子・洗剤・シャンプーなど大容量日用品・品質重視のキッチン用品・医薬品
どちらのお店も「目的を持って入る」「リストにないものは買わない」を徹底することが一番の節約になる。安いお店ほど、ついつい余計なものを買ってしまいやすい。節約のつもりが逆に出費を増やしてしまっては本末転倒だ。まずは「今日何を買いに来たか」をはっきりさせてからお店に入ることを意識してみてほしい。
100均とドラッグストア、どちらもうまく使えば家計の強い味方になる。大事なのはお店を使いこなす側になること。お店のペースに乗せられないように、自分のルールを持って買い物することが節約の第一歩だと思っている。借金返済中のわたしが日々実践している小さな工夫が、同じように節約に取り組む方の参考になれば嬉しい。使い分けを一度習慣にしてしまえば、あとは自然と体が動くようになる。「どこで何を買うか」という判断が身につくと、毎月の日用品費がじわじわ下がっていく。その積み重ねが、借金返済を少しずつ加速させてくれている。
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